トイレに貼ってあるモノ。

家のトイレは洋式である。便座に座ると目の前には日本地図。息子の社会の勉強用に、県庁所在地の場所が書いてある日本地図を貼っているのだ。おそらく、息子はだいたい覚えたと思うのだが、地図ははがされることなく、ずっと残っている。

地図を見るのは楽しい。鉄道の路線図とかは載っていない、白地図のようなものなのだが、それがまた想像力をかき立てる。東北の各県の大きさに、広大な風景を思ったり(これは、地図の図法の関係もあるのだろうが、実際に行ったときは本当に広いと思った)、静岡や新潟の東西方向の広がりに、横切るのには凄い時間がかかるんだろうな、と思ったり。

本来の用を足すついでに、知的な用も足せるようで、なんか得をしたような気がする、そんなわが家のトイレである。