禁煙補助薬での副作用に注意喚起。

内服可能な禁煙補助薬「チャンピックス」(ファイザー:主成分バレニクリン)に対して、添付文書に「警告欄」が設けられ、副作用に対する注意喚起がなされることになった。

日経メディカルオンラインから

 今回の改訂では、添付文書に警告欄を新設して「抑うつ気分、不安、焦燥、興奮、行動又は思考の変化、精神障害、気分変動、攻撃的行動、敵意、自殺念慮及び自殺が報告されている」と記載した。

精神活動を調節する薬剤なので、これらの副作用が出てもおかしいことはないのだが、ここまでして内服薬での禁煙治療が必要なのだろうか。

ニコチンパッチのような、より安全な??手段があるのだから、余計な副作用がくっついてくるような合成薬物を使うのは、何か大げさすぎるような気がする。

製薬会社にとって、禁煙治療がおいしい市場であるのは、わかるのだけれど。